2008年08月28日

食育の研修のご報告

滋賀県農業協同組合中央会の皆さんと「きのみむすび保育園」へ行ってきました。



「どこでも自由に見学してください」と気さくな園長先生に迎えられ、
園児の暮らしぶり、特に食事風景を見学させていただきました。


シャワーを浴びるとかで、男の子も女の子も素っ裸になり、3階のプールへまっしぐら!(恥ずかしさは大人が植え付けるのですね)
トイレはドアのないオープン形式。  
食事はいっぱい遊んだあと、0歳児から順に。子供一人に保育士さん一人の手厚い対応で、0歳児は食べさせてもらってました。
少し遅れて、2歳前くらいの子がみんなで食事しだしました。食器には少なめの量をよそってあり、自由にお変わりできるスタイル。スプーンや手を使って、黙々と食べていました。遊び食べなど、皆無。食事に集中している感じ。それに、大人の声が聞こえない。「はやくたべなさい、しずかにしなさい、全部食べなさい、いただきますは?、ごちそうさまは?・・・」の大人の声が一切ないのです。気がつけば、壁に部屋を飾るレイアウトの類はほとんどない。必要最小限のものが貼ってあるだけ。
続いて3~4歳の子が、おなかがすいたとお待ちかね。中にはおなかがすいたと泣き出す子も。そして、黙々と食べてあっという間にお皿はからっぽ。おかわりは、2歳前の子はよそってもらっていましたが、少し大きいこの子たちは自分でお皿を先生のところに持って行ってよそってもらっていました。最後に、5歳児の食事が始まりました。どの子も少なめに盛られた食事をあっという間に平らげ,おかわりをしています。そうやって、自分がどれくらい食べられるのか、わかってくるそうです。



とにかく、どの子も生き生きとした表情で、クルクルとよく動き回り、押されたりして、泣く子もいますが、対応してやると、すぐ泣きやみます。0歳児は、みんなが動く回って遊んでる部屋ですやすや寝ています。食事の後のお昼寝も小さい子はぐっすり。遊びきって満足しているのでしょう。
園長先生のお話を、おいしい3分付のご飯と筑前煮、野菜のあえ物、お吸い物の食事をいただきながら伺いました。
ここの方針は、「子供の動きを止めないこと」。大きな声は出さないで小さな声でお話しする。すると子供はよく聞いてくれる。
「早く、ダメ、いけません、やめなさい」などは言わない。それを言うと子供の動きを止めてしまうから。食事もおなかがすいた子から食べる。みんなを待って一斉にのスタイルではない。そうしてのびのび育つ。
小学校に上がってからは、3年生までは勉強で後れを取っているが、4年生になるとぐんぐん上昇して成績も上がるようになるそうです。子育てのポイントは「待つということ」。子供の育つ力を信じて待つ。つまり、3年生、9つまでは「子育て」、4年生からは「子育ち」だそうです。なるほど。



すべての子が笑顔で生き生きとしていました。自分のやりたいことをやりきっていると、いい顔をするんだなと教えてもらいました。
いい顔の子供たちにあえて、私もいい顔になっていたと思います。 ありがとうicon06


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