2008年05月06日
ヒトの赤ちゃんが持つ高い能力
「狼に育てられた少女」のことは、みなさん知っていますね。
彼女たちは狼に育てられることによって、狼のように行動するようになりました。
犬や猫は、みなさんと暮らすことによって、人間のように行動するようになったでしょうか?
なりませんね。
これがヒトと動物の違いです。犬や猫と違って、ヒトは、環境と応答する高い能力を生まれつき持っているのです。
この能力は、お母さんを始めとする周りにいる大人たちが赤ちゃんに働きかけることでスイッチONになり、引き続き大人との応答を繰り返すことで、ますます高められます。
また、赤ちゃんは、自力で周囲に働きかける力も持っています。
でも、周りにいる大人から適切な応答がなければ、働きかけなくなってしまいます。
8~9ヶ月の赤ちゃんは好奇心の塊です。
このときの赤ちゃんの脳の中は、神経細胞同士のつながり(シナプス)が一番多い時で、
好奇心によってたくさん経験していく過程でよく使われるつながり(シナプス)だけが残されていきます。
したがって、この時期、周りの人が充分働きかけ、応答してやることが、とても大切です。
そして、このような働きかけと応答が2歳ごろまで続くと、
人間関係能力(人と人をつなぐ能力、共感する力)が育ってきて、
社会で生きてゆく力(生きる力)の基礎となるのです。
彼女たちは狼に育てられることによって、狼のように行動するようになりました。
犬や猫は、みなさんと暮らすことによって、人間のように行動するようになったでしょうか?
なりませんね。
これがヒトと動物の違いです。犬や猫と違って、ヒトは、環境と応答する高い能力を生まれつき持っているのです。
赤ちゃんは生きている大人の顔を見分け、大人の顔の表情をまねし、声を聞き分け、同じ音を自分も出す。大人が笑顔で声かけしてくれたら自分も微笑を返す。周りにあるものを指差して大人の答えを促し、大人の目線をたどって自分も同じものを見る。そして、他の人にも“心というもの”があることが分かっていて、そのことを前提にして、自分の行動を決め反応する、といった能力です。(門脇厚司『子どもの社会力』岩波新書2000年)
この能力は、お母さんを始めとする周りにいる大人たちが赤ちゃんに働きかけることでスイッチONになり、引き続き大人との応答を繰り返すことで、ますます高められます。
また、赤ちゃんは、自力で周囲に働きかける力も持っています。
でも、周りにいる大人から適切な応答がなければ、働きかけなくなってしまいます。
8~9ヶ月の赤ちゃんは好奇心の塊です。
このときの赤ちゃんの脳の中は、神経細胞同士のつながり(シナプス)が一番多い時で、
好奇心によってたくさん経験していく過程でよく使われるつながり(シナプス)だけが残されていきます。
したがって、この時期、周りの人が充分働きかけ、応答してやることが、とても大切です。
そして、このような働きかけと応答が2歳ごろまで続くと、
人間関係能力(人と人をつなぐ能力、共感する力)が育ってきて、
社会で生きてゆく力(生きる力)の基礎となるのです。

